こんにちわ。サイトウさんです。
皆さん、『副作用』って知ってますよね。
薬を飲むとついてくるアレです。
「痛み止めを飲むと胃が荒れるので胃薬と一緒に飲む」、とかいうやつですね。
薬の副作用を別の薬で打ち消すという、良いのか悪いのかよく分かりませんが、、、
結論から言いますと、副作用のない薬は、、、【存在しません】(※一部の漢方なんかは除きます)

ウソです、実はあります。それは、【運動療法】です!!
それでは、その「運動療法」について解説しますね。
もくじ
① そもそも運動療法ってなに?
② 運動と運動療法ってなにがちがうの?
③ まとめと今後の展望
それでは、順にみていきましょう。
① そもそも運動療法ってなに?
定義
「運動を行うことで障害や疾患の症状の改善や予防を図ること。治療体操、機能訓練などともいわれる。」
んー、固いですね。カッチカチです。専門用語ばっかでよくわかりません。
ざっくりいうと、「運動」つまり「身体を動かすこと」を治療法として用いることです!
例えば、『膝が痛くなったら運動して治す』といった具合ですね。
すごくシンプルです。
さあ、お気づきでしょうか?感のいい人ならもうお気づきかもしれませんね。そうです、
【運動療法には副作用がありません!!】
※注:やりすぎ注意
② 運動と運動療法ってなにがちがうの?
そんな、副作用のない『運動療法』ですが。運動とどう違うのか?
これも、答えが出ています。
それは、根拠に基づいているかどうかです。
根拠とはなんでしょうか?
例えば、腰が痛い人が100人いるとします。その人達に腹筋運動を1日30回させた結果、50人が腰の痛みが楽になった。と聞いたとき、皆さんはこの腹筋運動をしようと思いますか?
割合で言えば、50%は良くなるが、残りの50%は変化がありません。
むしろ中には腰が余計に悪くなっている人もいるかもしれません。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
それは、腰の状態、すなわち腰痛の原因がひとりひとり違っているからです。
すなわち、ひとりひとりに合った運動療法をする必要があります。そのためには、痛みの原因を突き詰めていく必要があります。
その作業過程を、【評価】といいます。
※これ絶対テストに出ます。これだけでも、覚えて帰って下さい('Д')!!
そして、その評価に基づいた結果に対して必要な運動を処方する、これが【運動療法】です!
ですので、腰が痛いからとりあえず腹筋運動する。というのは、ただの「運動」であって、「運動療法」ではないということです。
③ まとめと今後の展望
いかがでしたでしょうか? お分かりいただけましたでしょうか?
少し分かりにくい点もあるかもしれませんが理解していただけると本当にうれしいです。
私自身、理学療法士として医療や介護の現場で働いておりますが、間違った情報に惑わされ、かえって自身のカラダを悪くしてしまっている方々をよくみかけます。
そんな方々にも、ぜひ本当に必要な情報を知ってほしい、自身のカラダをもっと大事にしてほしいという気持ちでブログを書かせていただいております。
今後は、理学療法士の視点から、こういった健康増進に関する根拠に基づいた情報をシェアできればと考えております。
どうぞ末永くお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。
ではまた!!