サイトウさんです。
「担当患者さんが改善しない」
「自分が担当するより先輩がやった方が患者さんのためになるのではないだろうか」
「改善させてあげられなくて本当に申し訳ない」
「理学療法士として何もできない自分が情けない」
このような事を思ったことはありませんか?
実は、恥ずかしながらこれは自分がずっと思っていたことなんです。
臨床に入って12年が経ちました。
初めて、担当させて頂いた方に「ありがとう」といってもらえたことは今も鮮明に覚えています。
初めて「ありがとう」を頂くのに3年ぐらいかかりました。
でも、その時なんで「ありがとう」を言われたか自分では分かってなくて、嬉しいより不思議な感覚が強かったのを覚えてます。
がむしゃらに勉強しまくって、ほんっの少し自分のやってることに納得できて「ありがとう」が頂けたのは8年ぐらいたってからでした。
現在も冒頭で告白したような気持ちになることは、正直あります。
現在、10年目にして確信できることがあります。不安を打ち消す方法は一つだけです。
「現実から逃げないこと」 それしかないと思っています。
少なからず臨床で望ましいよい結果を出したことはあります。
しかし、よい結果を出した数の10倍以上失敗しています。
失敗は怖いです。人間だれしもがそう思うと思います。
でも、失敗は挑戦した人にだけ与えられる権利だとも思っています。
失敗することで、自身の足りない部分に気づきそれを埋めるために勉強をする。
それを積み重ねていくことで、良い結果というご褒美がもれなくついてくる。
こう考えることができてからは、私は、失敗することが怖くなくなりました。
逆に、何の失敗もなく1日が終えてしまうことの方が怖く感じます。
今日1日何の学びも得られていない、その方が怖い。
そう感じるようになりました。
何の学びも得られていない自分に明日の患者さんを良くすることができるのか?
その不安の方が強くなってしまったんですね。
一種の強迫観念かもしれませんね(笑)
それはさておき、
挑戦する時の始めの一歩は一番、力が必要です。
私たちは、患者さんのために考え、もがき、そして壁にぶち当たっている方々の始めの一歩を後押しするお手伝いをさせて頂いております。
失敗することは怖くないと思えるように全力でサポートすることをお約束します。
最後に、勝手ながら私の最も大事にしている言葉を紹介させて頂きます。
「0.1%、1㎜でもいいから、昨日の自分を越える、 それを積み重ねる」
昨日の自分を今日の自分は越えられたか?今日の自分を明日の自分が越えられるか?
全ては患者さんの笑顔のために
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!!